粗悪な中古医療機器を入手しないための対策とは?
医療機器は1台1台が高額になるものも多いので、中古品の入手を検討されているクリニック関係者の方もいらっしゃるでしょう。
ただその場合、むやみやたらに中古品を手にするのは危険です。
一般の家具やインテリアと違って、人の命に関わるものですので、必ず販売許可を得ている正規の販売店で入手しましょう。
安全な医療機器を扱っているかの判断材料は、高度管理医療機器等販売業、賃貸業許可が得られているかです。
眼科であれ、内科であれ、外科であれ、人に対して使用する医療機器を使う場合は必ずこの許可が得られている販売業者から購入しましょう。
医療機器を販売する際は保健所に届出を出し、安全なものが販売されているか認められなければいけません。
そしてもう一つ、実際にそういった医療機器を扱って販売する場合に古物商認可が必要です。
古物商認可とは一度出回った商品を再び販売する際に必要な認可です。
古物商認可というと、リサイクル業者が必要なものというイメージがありますが、中古品を扱っている業者全てが必要なものです。
中古の医療機器を購入する場合は「高度管理医療機器等販売業、賃貸業許可」と「古物商認可」が得られているか必ず確認してください。